BTSを輩出したHYBEの傘下レーベルであるSOURCE MUSICから満を持して2022年5月2日にデビューしたLE SSERAFIM(ルセラフィム)。2022年にはデビューして半年しか経っていないのにも関わらず日本の2022年紅白歌合戦にも出場しました。日本でも認知度が上がり、ファンも増えてきております。
そんなLE SSERAFIM(ルセラフィム)ですが、まだまだ知らない方も多いはず。そんな初心者の方でも分かりやすく、LE SSERAFIM(ルセラフィム)の魅力についてご紹介したいと思います。
LE SSERAFIM(ルセラフィム)の情報を知っていけばいくほど、このグループを応援したくなりますし、他のグループにはない、メンバーの圧倒的な魅力にも気付くはずです。是非最後まで読んでいただけたら幸いです。
それではいってみましょう!
↓LE SSERAFIM(ルセラフィム)メンバーについてもまとめております!
LE SSERAFIM(ルセラフィム)の意味とコンセプトについて
まずは2023年4月の発表された「unforgiven」のofficial MVをご覧ください。
いかがだったでしょうか?映画のようなMVになっており見ごたえがあります。このMVこそLE SSERAFIM(ルセラフィム)のコンセプトを表現している映像だと思います。圧倒的な個々のビジュアル・個性と想像を超えた世界観、男性アイドルにも引けを取らない女性の力強さが表現されており、最初から最後までLE SSERAFIM(ルセラフィム)の世界観・存在感に圧倒されます。
LE SSERAFIMとは・・・?
グループ名であるLE SSERAFIMは「IM FEARLESS」アナグラムさせた名前で「世間からの視線に惑わされずに恐れることなく、前に進んでいくという強い意志」が込められています。
IM FEARLESS(I’m fearless)は「私は何も恐れない」「私は大胆不敵」という訳になりますが、その言葉を並び替えて、造語として「LE SSERAFIM」となります。この「LE SSERAFIM」についても、「le」はフランス語の定冠詞(英語でいうthe)であり、「SSERAFIM(セラフィム)」はヘブライ語で熾天使(複数形)を意味します。
熾天使とは天使の階級の1つで9つある階級のうちの最上位に位置する。3対6枚の翼を持ち、その内の2枚で頭を、2枚で足を隠し、残りの2枚で羽ばたいている。「熾」という漢字は「火が盛んに燃える」意味をもっており、神への愛と情熱で体が燃えていることを表す。
また、ヘブライ語のセラフィムの動詞としての意味は「燃える」「燃やす」となっております。
当初、熾天使が6枚の翼をもっていることから、メンバーは6人と予想しておりましたが、予想どおり「メンバーは6人」と公式発表がありました。そのあたりもしっかりとしたコンセプトのもとLE SSERAFIM(ルセラフィム)のイメージを確立させるレーベルの本気度が伝わってきます。
LE SSERAFIMのロゴは、世界3大デザイン賞のレッドドットデザイン賞2022のブランド&コミュニケーションデザイン部門・ブランドデザイン&アイデンティティ本賞を受賞しています。天使の羽をイメージしているようです。MVのオープニングでロゴが燃えたり、MVでも「火」や「炎」が使われるシーンが多くありますが、ヘブライ語の動詞「燃える、燃やす」という部分もコンセプトとしてあるのでしょう。
LE SSERAFIM(ルセラフィム)のメンバーについて
メンバーはIZ*ONE(アイズワン)で活動していたサクラ(宮脇 咲良)とキム・チェウォンの二人とSOURCE MUSICの練習生であったホン・ウンチェ、バレエ留学経験者のカズハ、プロデュース48に出場していたホ・ユンジンの5名となっています。もともとデビュー当初は、公式発表通り6名でのスタートでした(キム・ガラム2022年7月脱退)
それぞれバックグランドの異なる5名で構成されており、個々の個性をを存分に生かしながら全体的にバランスが取れているグループといえます。
2022年4月4日~4月9日の間で1人づつメンバーが発表され6人全てのメンバーが公開されました。その紹介PVと合わせてwikiプロフを紹介します!
SAKURA(宮脇 咲良)
名前 | SAKURA(サクラ) |
本名 | 宮脇 咲良 |
生年月日 | 1998年3月19日 |
出身地 | 日本・鹿児島県鹿児島市 |
身長 | 163㎝ |
血液型 | A型 |
ニックネーム | ックラ、クラオンニ |
元HKT48、IZ*ONEメンバーでLE SSERAFIMでは最年長。グループではお姉さん(長女)的な存在。メンバーからも絶大な信頼を得ています。HKT48やIZ*ONE(アイズワン)での経験を活かし、常にチームを引っ張っています。
圧倒的なビジュアルと鍛え抜かれたボディから繰り出されるキレッキレのダンス、プロ意識が高くリーダーではありませんがグループのまとめ役的な存在です。日韓で経験したアイドルの経験値も生かされているのでしょう。日本公演や日本での収録などでは前に出て引っ張ってくれています。
HONG EUNCHAE(ホン・ウンチェ 홍은채)
名前 | HONG EUNCHAE(ホン・ウンチェ) |
本名 | 홍은채 |
生年月日 | 2006年11月10日 |
出身地 | 韓国・大韓民国ソウル特別市冠岳区 |
身長 | 172㎝ |
血液型 | 不明 |
ニックネーム | マンチェ(マンネ+ウンチェ)、えがおのじゃがいも |
グループの中では最年少で練習生6ヶ月にして大抜擢でメンバーに入りました。172㎝の高身長でありながらダンスの技術が高く、表情も豊かです。本人も言っておりましたが笑顔と凛とした表情のギャップが大きく、そのギャップも魅力の一つといえます。最年少ならではの思い切りの良さも兼ね備えていながら、末っ子として4人のオンニ(お姉さん)達に甘える姿が愛らしくグループのマスコット的存在です。
食べることが大好きで来日の際には、いろいろなものを食べていました。日本で食べたいものの候補にたこ焼きやじゃがりこが入っていました。日本語にも興味を持ち、自分からグループのオンニであるSAKURAやKAZUHAに教えてもらい、片言の日本語で受け答えする姿がかわいいです!
KIM CHEWON(キム・チェウォン 김채원)
名前 | KIM CHEWON(キム・チェウォン) |
本名 | 김채원 |
生年月日 | 2000年8月1日 |
出身地 | 韓国・大韓民国ソウル特別市江南区 |
身長 | 164㎝ |
血液型 | B |
ニックネーム | ラブリーダー(ラブリー+リーダー) |
SAKURAと同じく元IZ*ONEメンバー。グループのリーダーで歌唱力がグループ内で最も高いと言えます。
歌唱力が高いのですが、プロデュース48で「歌い方に感情が入っていない、人形みたいな歌い方」との指摘があり、そこから猛練習する様子も放送され、順位が上がっていきました。最終的に合格圏内に入り、無事IZ*ONEのメンバーに選出されました。そこでもその歌唱力からリードボーカルを務めその澄んだ愛くるしい声に人気があります。
リーダーらしくいつも落ち着いており、プレス関係のインタビューでは、はきはきと答え、個性的なメンバーが集まったLE SSERAFIMを常に引っ張っています。
KAZUHA(中村 一葉)
名前 | KAZUHA(カズハ) |
本名 | 中村一葉 |
生年月日 | 2003年8月9日 |
出身地 | 日本・大阪府大阪市(出生地は高知県高知市) |
身長 | 174㎝ |
血液型 | 不明 |
ニックネーム | ズハ |
小さい頃からバレエを習っており、中高生時代には地元のコンクールで好成績を収めていました。そのバレエの技術の高さからオランダにあるオランダ国立バレエアカデミーへ留学。バレエ歴は15年になります。
そのような中、本当にこれが自分のやりたいことか悩みを抱えを抱え、留学前に見たBLACK PINKの映像や京セラドームで行われたライブで感化されていたこともあり、悩んだ末HYBE主催のオーディションへ参加することになりました。
オンラインでのオーディションを受けて見事合格し、11か月の研修生を経、LE SSERAFIMのメンバーへ抜擢されました。
KAZUHAの魅力は、バレエの技術を生かした、しなやかでメリハリのあるダンス。ダンスの中にも意図的にバレエを意識した動作が入っており、KAZUHAらしさがLE SSERAFIMの独創的な振り付けのアクセントになっているように見えます。
なお、韓国有名人気女優の「韓国の初恋」と言われているスジ(SUZY)にもとても似ていることから韓国国内でも絶大なる人気を誇っています。上品な美しさに魅力を感じます。
性格タイプの診断ではメンバーの中で唯一外向型で孫悟空と一緒のタイプでした。15年バレエを続けたことからも真面目で努力家タイプであること言えます。
HUH YUNJIN(ホ・ユンジン 허윤진)
名前 | HUH YUNJIN(ホ・ユンジン) |
本名 | 허윤진 |
生年月日 | 2001年10月8日 |
出身地 | 韓国・大韓民国ソウル特別市江南区、アメリカ合衆国ニューヨーク州 |
身長 | 172㎝ |
血液型 | B |
ニックネーム | ジェニファー(アメリカ名)、キリンちゃん |
ユンジンは生まれてすぐにアメリカ・ニューヨーク州へ移り住みました。韓国名であることからいじめや人種差別された経験がありその時に救ってくれたのがK-POPでした。作詞作曲にも興味がありテイラースイフトにも影響を受け、将来の夢は歌手だったようです。
そんななか韓国の芸能プロダクションであるPLEDISエンターテインメントのオーデションに合格し入社。2018年4月にプロデュース48のオーデション番組に参加し、合格を目指しましたが最終順位26位で落選。
落選後も練習生時代に、一度デビューの話もあったようですが白紙になってしまい、さらに追い打ちをかけるようにPLEDISエンターテイメントからも除籍となったためアメリカに戻りました。アメリカへ戻ったあと、大学でビジネスの勉強の準備を進める中、どうしても音楽をやりたい気持ち、デビューが白紙になったことによる悔しい気持ちは持ち続けていたようです。
そのタイミングでSOURCE MUSICに移籍し、LE SSERAFIMのメンバーの一員となりました。
アメリカ育ちのため、抜群の英語力と高い歌唱力、表現力も豊かでファンを魅了します。低音から高音まで対応し、また「unforgiven」のラップのパートなどにもみられるように男性顔負けのとても力強い感じがLE SSERAFIMのコンセプトにあっています。
またビジュアルも非常に美しくファンの間では話題になりました。手足が長く背も高いため、ダンスでも力強い動きが目立ちます。
印象からすると元気で明るい強い女性というイメージですが、弱いところもあり今までの苦労を思い出し、インタビュー中に涙を流すシーンも見られました。
KIM GARAM(キム・ガラム):2022年7月20日脱退
デビュー当初6名のメンバーで構成されておりましたが、1名脱退しております。そのメンバーがキム・ガラムです。学校でのいじめ問題(加害者)が脱退の発端と言われておりますが、真相は定かではありません。メンバーへの対応やファンへの対応などいろいろと憶測を呼ぶ情報がネットで報告されておりますが、いじめ問題のごたごたが脱退の原因だったように推測されます。
LE SSERAFIMの代表曲について
ここではLE SSERAFIMの代表曲を紹介します!
FEARLESS
まずは、2022年5月2日に発表されたLE SSERAFIMのデビュー曲「FEARLESS」です。初動売り上げが30万7,450枚で女性アーティストのデビューアルバムの初動売り上げランキングでは見事1位に輝いています。アーティストとして最高のスタートとなりました。
とにかくメンバーのダンスがキレキレでかなりの練習を積み、相当な努力をした結果が伺えます。振り付けの“目隠しダンス”も話題になりました。
曲調としては少しミステリアスな雰囲気があり、途中サビで明るい解放感のある曲調になりますが全体的には落ち着いています。デビュー曲としては少し物足りないような感じもありますが、歌詞やダンスでメンバーの個性をはっきりと打ち出しておりファンの期待を裏切らない曲になっています。
デビュー曲として「高みを目指す、過去や周りなんて関係ない」というLe Sserafimのコンセプトが明確に打ち出せた曲だと思います。
今思うとわざとこのような落ち着いた曲調にしたことで、さらに今後注目され熱狂的なファンを増やす意図があったのかも知れません。
日本語バージョンもあります。日本でのライブや収録ではこの曲を歌うことが多かったですね。次回作も日本語バージョンが出るのでしょうか乞うご期待です。
ANTIFRAGILE
2022年10月2ndミニアルバム「ANTIFRAGILE」も記録的な1枚となりました。初動売り上げが56万7,673枚となり歴代6位となっております。前回の「FEARLESS」の倍以上の売り上げとなりました。2ndも期待を超えるヒットとなりました。
ANTIFRAGILEは前回と打って変わってキャッチーなサビとリズミカルな感じが頭に残る中毒性の高い曲となっています。KAZUHAのパートでは「忘れないで 私のおいてきたtoeシューズ その一言に尽きる」とかSAKURAの「馬鹿にしないで 私の歩んできたキャリア」などそれぞれメンバーの背景を思わせるフレーズも出てきます。またその他のフレーズも一つ一つがとても力強く、激しいダンスとマッチしています。前回よりさらにメッセージ性が高くなったように感じます。
MVも映画を見ているかのようで展開もあり最後まで見てしまいます。
歌詞に「もっと上に上がってあげる 私が望んでいた世界の一番上に」とあるようにLE SSERAFIMメンバーの意思も強く感じますが、その後ろにいるプロダクションの「LE SSERAFIMで世界を取る」という非常に強い意志を感じる曲といえます。
Impurities
2ndミニアルバムに入っている「Impurities」は、’90年代のR&Bを思わせるような曲調です。バックトラックとメロディーが最高です。こんな感じもできるんだと意表を突かれました。HYBEのオリジナルストーリーである「Crimson Heart」のテーマ曲となっています。メンバーの歌語がしっかりと聞ける曲となっています。
Blue Flame
1stミニアルバムに収録された「Blue Flame」は、POPな感じで浮遊感もある曲調でダンスについては、力強さというより、女性のかわいらしさを表現しているように感じます。KAZUHAのバレエ経験を生かした足を高く上げるダンスがあることでも有名な曲です。ここでも個々の持ち味はしっかりと生かしすことは忘れていません。
作曲にはチェウォンとユンジンも関わっています。メロディーが最高ですね。
いかがだったでしょうか?
LE SSERAFIM(ルセラフィム)の魅力は伝わったでしょうか?
LE SSERAFIMはグループとしてのコンセプトがしっかりとしていることで、プロダクションの本気度も伝わってきますし、それ以上に世界と取りたいというメンバーの強い意志と気持ちが伝わってきます。
これからもLE SSERAFIMの魅力を伝えていきたいと思います。新しい情報も随時掲載していくのでまた見ていただくとありがたいです。コメントもよろしくお願いいたします。
最後までご覧いただきありがとうございました!
LE SSERAFIMのCDアルバムや公式グッズも販売されております。良かったご覧ください。