2026年ミラノ・コルティナ冬季オリンピック
。今、日本のスノーボード界で「史上最強の師弟であり、ライバル」と称される二人の女性が、世界中の視線を集めています。

一人は、北京五輪で17歳にしてメダルを掴み、今や世界の女王として君臨する村瀬心椛(むらせ ここも)選手。 そしてもう一人は、その背中を驚異的なスピードで追いかけ、ついにワールドカップの表彰台を共にするまでになった19歳の新星、深田茉莉(ふかだ まり)選手です。
一見すると、激しい火花を散らす「宿命のライバル」に見える二人ですが、実はプライベートでは大の仲良しとして知られています。互いの成功を心から喜び、時には姉妹のように支え合うその絆は、過酷な勝負の世界において異彩を放つ美しさがあります。
「ココモとマリ、どっちが強いの?」 「プレースタイルにはどんな違いがある?」 「SNSで話題の二人の仲良しエピソードが知りたい!」
そんなファンの声に応えるべく、今回は二人の最新プロフィール、技術的な強みの比較、そして観る者の胸を熱くさせる「絆」のストーリーまで、徹底的に深掘りしていきます。この記事を読めば、ミラノ五輪での二人の戦いが100倍面白くなること間違いなしです!
それではいってみましょう!
【一覧比較】村瀬心椛 vs 深田茉莉 プロフィール&データ


まずは、世界が注目する二人の基本スペックを改めて比較してみましょう。
| 項目 | 村瀬 心椛 (Murase Kokomo) | 深田 茉莉 (Fukada Mari) |
| 生年月日 | 2004年11月7日(21歳) | 2007年1月1日(19歳) |
| 出身地 | 岐阜県岐阜市 | 愛知県みよし市 |
| 所属 | TOKIOインカラミ | ヤマゼン |
| 五輪実績 | 北京五輪 銅メダル | ミラノ五輪 初出場確定(金メダル候補) |
| 使用ボード | SALOMON (サロモン) | YONEX (ヨネックス) |
プレースタイルの決定的な違い:村瀬の「剛」と深田の「柔」
二人の滑りは、ジャッジに与える印象が全く異なります。
村瀬心椛:圧倒的な滞空時間と「高さ」でねじ伏せる(剛)
村瀬選手の最大の特徴は、男子選手に引けを取らない「ポップ力(跳躍力)」にあります。
特にビッグエア種目では、踏み切りの力強さが桁違い。彼女が放つジャンプは、着地までの放物線が非常に大きく、滞空時間が長いため、空中で技を完成させる余裕があります。これが、女子史上初となる「トリプルコーク(縦3回転)」を3種類も成功させる驚異的なスキルの源泉です。
深田茉莉:繊細な操作性と「スタイル」の極致(柔)
対する深田選手は、「ボードのコントロール能力」と「ジブ(レールセクション)の独創性」が際立っています。スロープスタイル競技では、ジャンプだけでなくレールの上での動きも重要ですが、深田選手はそこで他の選手にはない複雑なタップ(板を当てる動作)や、高難度なアウト(降り方)を見せます。滑り全体に流れるような「しなやかさ」があり、非常に洗練された印象を与えるスタイルです。
3. 【最新データ】手に汗握る直接対決の歴史
2026年に入り、五輪本番を目前にした二人はさらにギアを上げています。

2026年1月:ワールドカップ・スノーマス大会(スロープスタイル)
🥇ローリー・ブルーアン(アメリカ)
🥈深田茉莉(日本)
🥉村瀬心椛(日本)
先日行われたワールドカップ・スノーマス大会大会では、深田選手が会心のランで見事2位に。僅差で3位となった村瀬選手ですが、表彰台を日本人二人が独占したこの結果に、海外メディアも「日本のワンツーフィニッシュはミラノでも現実的だ」と驚きをもって報じました。

女子スノーボード Xgame 1月23日結果
🥇Mia Brookes(イギリス)
🥈Zoi Sadowski-Synnott(ニュージーランド)
🥉村瀬心椛(日本)
2026年1月:Xgame 1月24日結果
🥇村瀬心椛(日本)
村瀬選手はⅩgameで連覇するなど、村瀬選手、深田選手ともにオリンピックに向けて好調を保っているようです。
4. 専門解説:二人が挑む「超大技」の難易度とは?
- 村瀬選手の最終兵器:CABトリプルコーク1440
- 回転数: 縦に3回転しながら、横に4回転(1440度)回ります。
- 凄さ: 数年前まで女子には不可能と言われていた領域。村瀬選手はこれを「スイッチ(逆向き)」の状態から踏み切って成功させます。

- 深田選手の必殺技:BSダブルコーク1080 ミュート
- 回転数: 縦に2回転、横に3回転。
- 凄さ: 深田選手の場合、単に回るだけでなく、板を掴む「グラブ」の時間が非常に長く、姿勢が崩れません。審判は「技の完成度」を高く評価するため、回転数が少なくても高得点に繋がります。
【こだわり】二人が愛用する「ギア」の秘密
- 村瀬心椛:SALOMON(サロモン)
村瀬選手は長年、サロモンのグローバルチームに所属しています。彼女の爆発的なジャンプ力を支えるのは、硬めで反発の強いボード。超高難度の回転技を繰り出す際、空中で板がバタつかない安定感を重視しています。
- 深田茉莉:BURTON(バートン)
深田選手は、スノーボード界の最大手ブランド「バートン」を愛用しています。彼女がバートンのボード(主に『Talent Scout』などのキャンバーモデル)を選んでいるのは、その「操作性の高さ」と「スタイルの出しやすさ」にあります。
特にジブセクションでの細かな動きや、ジャンプ中のしなやかなグラブ(板を掴む動作)は、バートンのギア特有の柔軟性と反発のバランスがあってこそ。世界のトップライダーが集まる「チーム・バートン」の一員であることは、彼女の実力が世界に認められている証でもあります。日本が誇るカーボン技術。圧倒的に軽く、しなやかな板が、深田選手の繊細なボード操作と空中のコントロールを可能にしています。

地元の熱狂:岐阜の「心椛」と栃木の「茉莉」
二人の活躍は、それぞれの地元でも大きな希望となっています。
- 岐阜県岐阜市(村瀬選手)
村瀬選手が幼少期から通った「スノーヴァ羽島」は、いわば彼女の聖地。岐阜県庁には巨大な懸垂幕が掲げられ、地元のニュースでは連日「心椛スマイル」が報じられています。 - 栃木県芳賀郡(深田選手)
雪のイメージが少ない栃木県から世界一のライダーが現れたことで、地元は熱狂。深田選手の練習を支えた地元のスキー場や、彼女が通う学校では、ミラノ五輪に向けた大規模な応援プロジェクトが始動しています。
まとめ:二人の絆が日本のスノボを「世界一」にする

村瀬心椛と深田茉莉。
二人は競い合っているのではなく、二人で「世界の頂点」を獲りに行っている。そんな表現がぴったりです。
「心椛ちゃんがいるから、もっと高く飛びたい」
「茉莉が追いかけてくるから、立ち止まっていられない」
2026年ミラノ五輪。表彰台の一番高い場所と、そのすぐ隣。二人の「仲良しライバル」が笑顔で並び、日本の旗が二つ揚がる瞬間を、私たちは心待ちにしています。
村瀬心椛選手が、ボルト3本の粉砕骨折からどうやって復活したのか。その感動の物語を詳しく知りたい方はこちら。

深田茉莉選手のwikiプロフィールや出身校などの情報が知りたい方はこちら。

