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【ラグビー女子日本代表ワールドカップ2021(RWC2021)】開催国・出場国・スケジュール・TV中継予定・代表メンバー・見どころ・注目選手など徹底調査

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ラグビーワールドカップ2021が10月18日に開幕します。2021となっておりますが、コロナの影響で1年延期となり2022年に開催されることとなりました。表記をみると2021となっており「もう終了したの?」と思われがちですがまだ終わっておりません。安心してください。コロナ感染の拡大のため今年(2022年)の開催となっております。

ラグビー自体ももワールドカップ自国開催などもあり、ここ近年メジャーなスポーツになってきたようです。男子ほどメジャーではありませんが、ここでは女子ラグビーのワールドカップについてご紹介したいと思います。
それではいってみましょう!

女子日本代表の愛称は「SAKURA FIFTEEN」と言われております。歴史はまだ浅く1988年に日本女子ラグビーフットボール連盟が発足し、ワールドカップ自体も1991年に第1回が行われ、今回が第9回大会となっております。
おそらく発足当時は理解してもらうのも大変だったかと思います。その女子ラグビーの歴史についての動画がYoutubeに上がっていたのでご紹介します。

目次

開催国・出場国について

ラグビーワードカップ2021は、2022年10月8日~11月12日の間、ニュージーランドで開催されます。もともと2021年に開催の予定でしたが、コロナ感染の再拡大のため1年延期し2022年の開催となっております。

今回で第9回を迎える女子ラグビーのワールドカップですが、2019年に性平等の観点から大会名に女子の表記を入れないようにしたようです。来年(2023年)に男子ラグビーのワールドカップも開催されることや、女子ラグビーの大会自体の表記も2021年のままで、さらに “女子“の表記もなくなりましたので、実際の大会がいつあるのか少々わかりずらい状況になっています。

次に出場国の紹介です。
12か国の国が出場し、まずは予選プール(4チームづつ)で戦いがスタートします。
それぞれ勝ち上がった各プール1位と2位の2チームと3位のベストチーム2チームの計8チームで決勝トーナメントが行われます。日本代表はプールBとなっており、全て格上のチームとなります。前回大会の6位入賞チームは自動選出で参加資格が与えられますが、残りの6枠については各予選を勝ち抜いて上がってきたチームとなります。


日本については、昨年アジア予選が開催される予定でしたが、ここでもコロナ感染拡大の影響でランキングによる出場権獲得となりました。アジアでは香港、カザフスタンが参加予定でしたがその時の順位は日本12位、カザフスタン15位、香港18位であったため、予選の試合もなくアジア地区1位となり突破となりました。

その後のテストマッチの戦績を見てみると2021年のヨーロッパ遠征では北アイルランド、ウエールズ、スコットランドには僅差で敗退しましたが、2022年のオーストラリア遠征では、なんとあのオーストラリア代表に対し、12-10の僅差で勝利を収めております。
2022年7、8月に行われた太陽生命チャレンジシリーズでは2勝2敗となりましたが南アフリカ、アイルランドに1勝1敗と五分の成績を収めております。

プールA

ニュージーランド(2)

オーストラリア(7)

ウエールズ(9)

スコットランド(10)

プールB

カナダ(3)

アメリカ合衆国(7)

イタリア(5)

日本(13)

プールC

イングランド(1)

フランス(4)

南アフリカ(11)

フィジー(21)

※カッコ内は2022年9月時点でのランキング順位です。

プールBはすべて格上の相手となりますが、本大会に向けて確実に強くなっているので決勝トーナメント進出も夢ではないでしょう。日本女子ラグビー界の悲願である決勝トーナメント進出が期待されています!

試合日程(スケジュール)について

2022年10月8日ニュージーランド VS オーストラリアが大会の1試合目となっております。
11月12日の決勝まで約1か月間行われるのですが、すべての試合を週末(土日)に行い、さらにプール内での試合が重複しないように1日3試合開催されファンにとってはリアルタイムで観戦しやすい環境を考えており、過去のワールドカップ観客動員数を更新することを目標にしているようです。
さらに準決勝以降は試合間隔をあけ、選手がベストパフォーマンスで試合にのぞめるよう配慮しているようです。

プールBの日本代表の試合予定は以下になります。

日本代表 対 カナダ代表(プールB)
会場:ノースランドイベントセンター

現地時間:2022年10月 9日(日)15:15

日本時間:2022年10月 9日(日)11:15

※放送予定:地上波予定なし。J SPORTS、J SPORTSオンデマンド

日本代表 対 アメリカ代表(プールB)
会場:ノースランドイベントセンター

現地時間:2022年10月15日(土)17:30

日本時間:2022年10月15日(土)13:30

※放送予定:地上波予定なし。J SPORTS、J SPORTSオンデマンド

日本代表 対 イタリア代表(プールB)
会場:ワイタケレトラストスタジアム

現地時間:2022年10月23日(日)12:45

日本時間:2022年10月23日(日)08:45

※放送予定:地上波予定なし。J SPORTS、J SPORTSオンデマンド

残念ながら地上波での放送はありません。これだけラグビーが盛り上がってきているのにせめて1試合でもよいので地上波放送してほしかったですが、リアルタイムで応援したい方はスカパーを契約してJ SPORTSで見ることができます。
以下のスカパーのバナーからお進みください。

週末での開催ですし、日本時間でも観戦しやすい時間となっていますのでリアルタイムで応援が可能です。
ただ、地上波放送の予定はないようですので、リアルタイムで応援したい人はスカパー(J SPORTS)の契約が必要になります。

日本代表メンバー・注目選手について

2021ラグビーワールドカップの代表メンバー(サクラフィフティーン)は32名となっております。
そのうち注目選手を以下まとめました。それぞれニックネームがありそれも面白いです。

スクロールできます
氏名年齢ポジションニックネーム出身
南 早紀26歳PR(プロップ)筑紫育ちのスクラム職人(キャプテン)福岡県
ラベマイ まこと25歳PR(プロップ)夫婦でJAPANのハードタックラー福岡県
左高 裕佳27歳PR(プロップ)笑顔溢れる走るYogibo愛知県
小牧 日菜多21歳PR(プロップ)ハードワークを愛する優しい怪獣京都府
永田 虹歩21歳HO(フッカー)指揮官が発掘したシンデレラガール愛知県
玉井 希絵29歳LO(ロック)ダンスが得意なダイナミックロック三重県
佐藤 優奈24歳LO(ロック)プリティーダイナソーゆな宮城県
長田 いろは23歳FL(フランカー)チームを鼓舞するビックボイス福岡県
斎藤 聖菜30歳FL(フランカー)
NO8(ナンバーエイト)
現役最多キャップの鉄人ボールキャリアー大阪府
鈴木 実沙紀30歳FL(フランカー)
NO8(ナンバーエイト)
円熟味を増すブレイクダウンの女王神奈川県
阿部 恵24歳SH(スクラムハーフ)世界一低いプレーで勝負愛知県
津久井 萌22歳SH(スクラムハーフ)世界が認めた攻撃センス群馬県
山本 実25歳SO(スタンドオフ)いぶし銀プレイメーカー神奈川県
大塚 朱紗23歳SO(スタンドオフ)大舞台に強い司令塔一家の末娘京都府
吉田 真菜24歳CTB(センター)豪州で腕を磨いたジャッカラー福岡県
平山 愛30歳FB(フルバック)最後尾でチームを守る3等陸曹群馬県

この表にまとめた選手以外にもおりますので、それぞれの活躍がたのしみです。前回大会にも参加しているベテラン選手もいる中で期待の若手選手も多くベテラン、若手のバランスが取れたチーム構成となっております。

ここに掲載されていない代表選手で特に注目したいのが松田 凜日選手(FB)です。松田選手のお父さんはあの有名な男子ラグビー元日本代表名フルバック松田 努選手となっていますのでここ最近の強化試合でも確実にそのDNAは引き継がれている活躍ぶりです。
あとFW(PR)の加藤 幸子選手も海外(イングランドのエクセター・チーフス所属)で活躍する注目選手です。

個人的にプリティダイナソーゆなこと佐藤 優奈選手を応援しています!

今回のワールドカップを指揮するのは2019年1月に就任した元女子ラグビーカナダ代表レスリー・マッケンジーHC。就任後、代表選手と話し合いチームコンセプトを「SAKURA WAVVE」とし、チームを波に見立てて「水の一滴が塊となって動くことで多様にパワーやインスピレーションを生み出す」という意味のようです。
まさに海外相手の場合、個では体格差もありパワー、スピードともに負けますが、チームを一つの集合体として組織的にアタック、ディフェンスを行うことで世界と戦っていくという意志が表現されている良い言葉だと思います。

ここ最近の強化試合では格上相手を倒してるので、このレスリー・マッケンジーHCがチームを強くしているといっても過言ではありません。またコロナで1年延期となったのも不幸中の幸いで表現のしかたはよくありませんが、日本代表にとっては追い風になったと思います。本大会でも名采配で日本代表を勝利に導いてほしいと思います。

レスリーマッケンジーHC率いる女子ラグビー日本代表選手はとても個性的なメンバーが多く、前回大会にも出場しているベテラン選手と期待の若手選手で構成されたとても魅力のあるチームです。日本の得意とする組織プレーで勝ち上がってほしいです!

ワールドカップの活躍が楽しみです。大会直前になりますがなかなかメディアえは取り上げられていないようですのでこのブログを読んで頂き少しでも興味をもっていただいた方はぜひ応援のほど宜しくお願いいたします!

みんなで女子ラグビー日本代表を盛り上げていきましょう!

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