
2026年夏、女子バレーボールのインターハイで初の全国優勝を果たした横浜隼人高校。
そのチームをキャプテンとして率いていたのが、リベロの杉原南美(すぎはら・みなみ)選手です。
身長158cm。全国の強豪校には170cm、180cmを超える選手も珍しくありませんが、杉原選手は正確なレシーブと素早い動きでチームを支えてきました。
しかも、最初からリベロだったわけではありません。高校1年生の途中まではスパイカーとしてプレーしていたのです。
中学時代から一緒に戦ってきたセッター・瀧澤咲羽選手との関係も気になります。
今回は、杉原南美選手の身長や出身中学、ポジション転向の経緯、横浜隼人を日本一へ導いたプレーの特徴を紹介します。
杉原南美の身長・出身中学などプロフィール
| 項目 | プロフィール |
|---|---|
| 名前 | 杉原南美(すぎはら・みなみ) |
| 高校 | 横浜隼人高校(神奈川県) |
| 学年 | 3年生(2026年度) |
| 身長 | 158cm |
| 最高到達点 | 266cm |
| ポジション | リベロ |
| 出身中学 | 江陽中学校(神奈川県) |
| 背番号 | 1(2026年インターハイ) |
| 役割 | キャプテン |
| 主な実績 | 2026年インターハイ優勝、ベスト6、優秀リベロ賞 |
杉原選手の出身中学は、神奈川県の江陽中学校です。
高校ではキャプテンを務め、2026年のインターハイではリベロとしてベスト6と優秀リベロ賞に選ばれました。
158cmという身長だけを見ると小柄に感じるかもしれません。しかし、守備専門のリベロに求められるのは高さだけではありません。
相手の攻撃を予測する力、ボールに素早く反応する動き、そして味方が攻撃しやすい位置へ正確に返球する技術が重要になります。
杉原選手は、その役割を全国大会の大舞台で果たしてきました。
高校1年生でスパイカーからリベロに転向
杉原選手の経歴で興味深いのが、ポジションの転向です。
高校入学当初はスパイカーとしてプレーしていました。転機になったのは、1年生のインターハイ予選が終わった頃。
ここでリベロへ転向し、その後はレギュラーとしてコートに立つようになりました。
攻撃する側から、攻撃をつなぐ側へ。
ポジションが変われば、試合中に求められる役割も大きく変わります。
スパイクで直接得点する機会はなくなっても、リベロのレシーブが乱れれば、チームは思いどおりの攻撃を組み立てられません。
杉原選手が新しい役割で結果を残したことは、横浜隼人の強さを語るうえで欠かせないポイントでしょう。
「何でも拾う!」チームメートが語る杉原南美の守備力
杉原南美選手の大きな武器は、素早い動きと広い守備範囲です。
2026年10月24日に公開されたYouTube番組「名門のオキテ!」では、横浜隼人高校女子バレーボール部の練習風景や選手たちの素顔が紹介されました。
番組の中で、杉原選手が「リベロです」と自己紹介すると、チームメートから次々と彼女の特徴が挙がります。
「何でも拾う」
「足が速い」
仲間たちが口をそろえて守備力を評価する様子からも、杉原選手への信頼が伝わってきます。
さらに、50m走のタイムを聞かれた杉原選手は「6.7とか」と回答。出演者も、その速さに驚いていました。
なお、月刊バレーボールでは50m走6秒5と紹介されており、媒体によって数字に違いがあります。今回の番組で本人が話したのは約6.7秒です。
相手の強打にも素早く反応し、ボールを追いかける。その俊敏さが、杉原選手のレシーブを支える強みの一つなのでしょう。
瀧澤咲羽とは中学から6年間のコンビ

杉原選手を紹介するうえで、もう一人欠かせない選手がいます。
同じ横浜隼人高校のセッター、瀧澤咲羽(たきざわ・さわ)選手です。
2人は江陽中学校の出身で、中学から高校まで6年間一緒にプレーしてきました。
中学時代、杉原選手がスパイカーだった頃には、瀧澤選手のトスを打つ関係でした。
高校では杉原選手がリベロへ転向し、今度は杉原選手が拾ったボールを瀧澤選手が攻撃につなぐ関係に変わりました。
ポジションは変わっても、2人の信頼関係は続いています。
2026年10月の対談で、杉原選手は瀧澤選手について、レシーブが乱れた場面でも安定してトスを上げてくれることへの安心感を語っています。
一方の瀧澤選手も、杉原選手がどこにボールを返してくれるかを信頼していると話していました。
6年間積み重ねてきた経験が、全国大会での落ち着いたプレーにつながっているのかもしれません。
また、杉原選手は中学時代からキャプテンを務めてきました。
瀧澤選手は、周囲をよく見てチームをつくる杉原選手の姿に助けられていると語っています。
杉原選手にとっても、瀧澤選手が積極的にチームを鼓舞してくれることが支えになっているそうです。
2人が互いを信頼していることが伝わるエピソードです。
ビーチバレーでも瀧澤咲羽とペアを組み、大会3位に!
杉原南美選手と瀧澤咲羽選手の関係を調べていると、もう一つ興味深い実績が見つかりました。
実はこの2人、体育館のバレーボールだけでなく、ビーチバレーでもペアを組んで大会に出場していたのです。
横浜隼人高校の公式サイトによると、2024年6月29日に横浜海の公園ビーチバレー場で開催された大会で、杉原・瀧澤ペアは普及大会の部で第3位に入賞しました。
ビーチバレーは、通常の6人制バレーボールとは違い、2人で広いコートを守りながら攻撃を組み立てる競技です。
普段はリベロとして守備を専門にする杉原選手も、ビーチバレーでは攻撃を含めた幅広いプレーが求められます。
中学から一緒にプレーしてきた2人が、ビーチバレーでもペアを組み、結果を残していたというのは興味深いですね。
2026年のインターハイでは、杉原選手のレシーブから瀧澤選手のトスへとつなぐ連係が、横浜隼人の日本一を支えました。
ビーチバレーでの経験がインターハイ優勝に直接結びついたとは断定できませんが、2人の長い競技歴を知るうえで欠かせないエピソードだと思います。
横浜隼人を2026年インターハイ初優勝へ
2026年8月、横浜隼人高校はインターハイ女子で初の全国制覇を達成しました。
準々決勝では古川学園、準決勝では前回王者の金蘭会を破り、決勝では東九州龍谷と対戦しました。
決勝はセットカウント3対1で勝利。
横浜隼人にとって、女子バレーボール部創部以来初の全国優勝でした。
学校公式サイトによると、準決勝と決勝はいずれも先にセットを奪われる苦しい展開でした。
それでも立て直して逆転勝利を収めたところに、チームの粘り強さが表れています。
杉原選手は大会後のインタビューで、試合を重ねるごとにチームが成長していったと振り返っています。
最初からすべてが順調だったわけではありません。
相手にセットを奪われても、次のセットで修正する。
その繰り返しが、初めての全国優勝につながりました。
杉原選手自身もベスト6と優秀リベロ賞を受賞し、チームの日本一に大きく貢献しました。
春高バレー2027でも注目したい杉原南美
2026年度は高校3年生の杉原選手にとって、最後の高校バレーシーズンです。
インターハイで日本一を経験した横浜隼人には、次の全国大会でも大きな期待が集まります。
ただし、春高バレー2027への出場は県予選の結果によって決まるため、出場状況は最新の公式発表を確認する必要があります。
杉原選手の見どころは、派手なスパイクではなく、チームの攻撃を支える一つ一つのレシーブです。
相手の強打を拾い、瀧澤選手へつなぎ、仲間の得点につなげる。
その積み重ねこそが、横浜隼人のバレーボールを支えているのでしょう。
まとめ
杉原南美選手は、横浜隼人高校でキャプテンを務める身長158cmのリベロです。
高校1年生でスパイカーからリベロに転向し、2026年インターハイではチームの初優勝に貢献。ベスト6と優秀リベロ賞を獲得しました。
中学から6年間一緒にプレーする瀧澤咲羽選手との連係も、大きな見どころです。
全国の強豪を相手に、杉原選手がどのようなレシーブでチームを支えていくのか。
高校最後のシーズンも注目したい選手です。
関連記事


